そばの美味しい動画
300年の伝統の出石皿そば
江戸時代中期の宝永3年(1706年)信濃国上田藩より但馬国出石藩に国替えとなった仙石政明が、蕎麦(信州そば)職人を連れてきた事に始まりました。
幕末(1853年)のころより「出石焼」の提供と共に、屋台で供される皿そばの持ち運びに出石焼の手塩皿(てしょうざら)が使われていました。現在のスタイルへと確立されたのは昭和40年代とされています。
出石には約50軒の蕎麦屋があります。その中で、一番新しいのが、郷土蕎麦一鶴(いっかく)です。座右の銘は、「温故知新」。先代達が築きあげられた出石皿そばの歴史に恥じないように、美味しい蕎麦を、美味しいうちに食べていただくよう日夜、努力、精進致しております。「蕎麦打ちに、奇跡は起こらない!」と、材料の吟味から製造まで気を抜くことなく、お客様の「美味しかった。」を聞くことを至上の喜びと致しております。是非一度、当店にご来店頂き、若輩者の心意気をご覧頂きたいと思います。まだまだ至らぬ事ばかりですが、どうぞ宜しく、ご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
一鶴饗主 川見啓介